眩しいセビリアの太陽の元で起こる、主人公の女性が死んでしまう悲劇の、そして壮大な音楽の物語。

私たちは、観客に、大きな意味を持つ古典作品とその典型的な登場人物に出会ってもらい、一見それらオブジェの平凡な容貌からは程遠い意味を体験してもらうのです。
私たちは観客に、巨大神話を発見、再発見してもらい、古典に新たな命を吹き込みたいのです。いや、新たな命というより、むしろ、新たな「タイムレス」さを与え、過去に戻って将来を考える、つまりは、私たちの「今」と向き合いたいと考えるのです。「酸い」（少し辛辣なもの）をエッチングに使うような・・・

＊作品受賞歴＊
2010 年に 「Carmen （カルメン）」でベルギー評論家賞にノミネート、ユイ・フェスティバルにて若者（庁）大臣賞および メディアの「coup de coeur」賞を受賞