「ストリングラフィ」は‘92年、作曲家の水嶋一江によって考案・ネーミングされた、オリジナル楽器とその演奏スタイルの総称です。絹糸の両端に紙コップを取り付けた、一見糸電話に見える弦楽器です。絹糸を手で擦ったりはじいたりしてバイオリンのような音から小鳥のさえずり声や風の音の様な自然界の音色まで、シンプルな構造から無限の響きを紡ぎ出します。空間全体を楽器に仕立て演奏する姿はダンスの様だと称されます。クラシック・ポップス・童謡・アニメソング・オリジナル曲までレパートリーは幅広く、子どもから大人まで多様な観客層にお楽しみいただけます。国内外で約1500回の公演を行い、特に海外では「日本の新しい音楽芸術」として高い評価を受け、また大きな注目を浴びています。