芸術家等人材育成を通して、今後の演劇界を支えていけるような表現力を育むことを目指し、
沖縄でワークショップを重ね、つくりあげた作品の成果発表公演です。
こちらは無料公演となっております。(予約不要)
ぜひみなさま観に来てください!!
日時:7月31日(木) 13:00開演(12:40開場)
会場:なはーと3F大スタジオ
【作・演出】
ピンク地底人3号(ももちの世界/ピンク地底人)
【出演】
青海衣央里(東京タンバリン)
稀乃(劇団俳優座)
木村慧
富山ゆうみ
村上佳(文学座)
山崎稚葉(劇団キンダースペース)
【演出助手】
秋津ねを(ねをぱぁく)
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コメント
こんにちは。
ピンク地底人3号です。
今回のテーマは「沖縄を知る」
参加者の俳優たちと共に7/14(月)から沖縄に滞在し、見たり聞いたり食べたりしながら、7/31(木)に成果発表を行います。
私は本分が劇作家です。
なので戯曲がないと、成果も何も示せない…
とにかく沖縄についての戯曲が書きたい気持ちでいっぱいなのですが、1作書くのに1年以上かけることも普通な私にとって、18日間で一本書くのはさすがに難しい。
どうしようかと考えたところ、セミドキュメンタリー的な方法なら、書けるかも……
つまり毎日、沖縄を回っている、私たちそのものを芝居にするのはどうだろか。
今、そんな感じです。
おそらく、成果発表で見られる「何か」は、劇になる前の「種」です。
私たちはその「種」を今後、それぞれで育てていくことになると思います。
【演出助手】
秋津ねを(ねをぱぁく)
初めて沖縄を知ったのは、保育園の頃に見た一枚の写真でした。
裸足の少女が木の枝にくくりつけた白い布を持って手を降っている写真です。
大人になって、兄が移住し、ようやく沖縄に来ました。
見たことのない綺麗な青い海、やんばるの緑、色とりどりの花、たくさんの笑顔。
蹂躙され続けている沖縄で、今できることはなんなのか?
会場で一緒に考え、この先の希望を感じて欲しいと思っています。
【出演者】
青海衣央里(東京タンバリン)
私ははじめての沖縄。3号さんからお誘いを受けたとき、人生が何か大きく変化するに違いないという直感を信じた。
毎日泣いたり笑ったりしながら、作っています。楽しいものになるように。ぜひ出会いにいらして下さい。
稀乃(劇団俳優座)
私自身、沖縄で作品をつくるのは2回目になります。沖縄のいろいろな場所へ行き、そのたびに新たな沖縄に出会い、刺激的な日々を送っています。当日皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
木村慧
沖縄の透き通った海、広大な山々、美しい自然の中にどんと立つ米軍基地。そして、戦争の悲惨さを物語るひめゆりの塔。
沖縄の今と過去に、自らの身体で触れることにより、鮮明に見えてくるものがあります。私達がどう感じ、何を考えているのか、是非ご覧ください。
富山ゆうみ
生まれ育った沖縄を見て感じて考えて、有意義な時間を皆さんと過ごしています。大切な人が大切な人たちと触れ合い、笑い合い続けられるよう、私に、私達に出来ることを問い続けていきたいです。
村上佳(文学座)
初の沖縄。ひめゆりの塔やガマ、米軍基地など行きましたが、テレビや本では聞こえてこない声がたくさん心に届きました。もっと沖縄を知って「僕たちから見えた沖縄」を体現していこうと思います。
山崎稚葉(劇団キンダースペース)
沖縄の文化の豊かさ、歴史の深さと痛み、うちなーんちゅの優しさに触れながら、演劇には何ができるのかな…と考えながら過ごしています。もう沖縄を知らなかったころには戻れません!