沖縄のおばぁが踊り伝える記憶、明日へのメッセージ
沖縄に生まれ育ち、幼いころに沖縄戦を経験したおばぁたち。1950年代、本場のジャズが流れたコザのダンスホールで、米兵を相手に演奏していたおじぃビッグバンド。両者のコラボレーションによるダンス作品を、出演者を新たに迎えて再創作し、上演する。
「生きていくだけで精一杯」と、戦時中の実体験を語るおばぁたちから、こぼれ落ちてきた生の声、おばぁたちの身体に残る記憶のかけらを紡ぎ合わせて、おばぁ自身が踊りで伝える沖縄戦。戦争の体験者が年々減っていく現在、平均年齢80代のおばぁ・おじぃとともに、「生きているからこそ、踊れる」というメッセージを込めて上演する。(「シージャ」は、ウチナーグチで「先輩・年上の人」の意味)
無料公演
(26-1) 7/22 (日) 15:00
開場:開演15分前