ぼくらの自由のキップを持って
創造の汽車にのろう
フェンスに分断された町―フェンスの前に立つ男は、その外の町の楽団でセロを弾いている。彼の名はゴーシュ。本番まであと十日になっても、楽長に叱られてばかりだ。仕方なく帰宅してからも朝方までセロの練習、だが上手くいかないまま、演奏会の日は否応なく迫ってくる。ある月夜の晩から、フェンスの中の動物たちがゴーシュを訪ねてくるようになる。初めのうちは敵視し、怒り、争うようにしていたゴーシュだったが・・・・・そしていよいよ演奏会の日を迎えた。ゴーシュはまたフェンスの前に立っている。ふと見上げると、どちらの側にも同じく青く高い空があった―
(8-1) 1/4 (火) 17:00
(8-2) 1/5 (水) 13:00
(8-3) 1/5 (水) 19:00
開場:開演15分前