2017年に『アイ オン ザ スカイ』という作品で参加してくれた、
カナダ・ケベック州のダイナモシアターの皆さんより、
りっかりっか*フェスタのファンの皆さま、関係者の皆さまにメッセージ&写真をいただきました。
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皆さま、お元気ですか。
私たちチームも、その家族も皆安全です。
ケベック州は、3月15日から完全なロックダウン状態にあります。
いくつかの地域では、少しずつ学校やお店などが再開していますが、
経済は大きく落ち込んでいます。
私たちの政府は産業や労働者、市民を金銭的に支援することに全力を尽くしていて、
私たちも劇団の俳優やスタッフに対して同じようにしています。
自宅で、オンラインで、愛する人たちを気にかけることに
たくさんの時間を費やしていています。
公共の安全のための指示に従いながら、外出もできるようになってきました。
少しずつ日常を取り戻し始めていますが、人によって、
こんなに長く家に閉じこもって過ごすのは本当に大変なことでした。
写真を見てもらうと分かるように、ダイナモシアターのチームは自宅から仕事をしています。
ツアーは全て中止、もしくは延期となりました。
それでも、若者や家族のためのオンラインワークショップなど、
プロジェクトを考え、進行することを続けています。
ケベックの児童青少年演劇協会とのZOOMミーティングもしています。
毎週、仲間のプロデューサーたちと言葉を交わすひと時は、
とても心が温まるし、自分たちのカンパニーの他にも
たくさんの人たちがいるのだということに気づくことができました。
今は自分たちの創造性を保ち、本を読んだり、マスタークラスを受けたり、
絵を描いたり、音楽を聴いたり、映画を見たり、家族とゲームをしたりすることで
刺激を受け続ける良い機会だと考えています。
皆さん、ときにはバカになって、ストレスを発散することも大事です。
リビングの真ん中で大声で歌ったり、思いっきり踊ったりするのもとってもおすすめです!笑
時間をちゃんと過ごす、ゆったりと過ごすことができる時期なのです。
そして、この危機が去っても舞台芸術は存在し続けるし、
これまでよりもずっと強いものになるでしょう。
アイディアが溜まりに溜まって、創作意欲を押しとどめていた
アーティストやクリエイターたちが皆どうなるか……想像できますよね?
今度会う時は、この創造性の爆発を共有することになるでしょう!
素晴らしい観客の皆さま、関係者の皆さまが、りっかりっか*フェスタで
再び集まれる日を待っています。
どうぞ自分自身と、愛する人たちのことを気遣ってお過ごしください。
沖縄か、また別の場所か、またお会いできるのを楽しみにしています!
〜ダイナモシアター〜